MAYRAMのシルクロードライフ
中央アジア、キルギス共和国のウズベク人と結婚して幼い3人の息子がいます。キルギスに住んだり、日本に住んだり。
現地の生活や食事もご紹介します。
MAYRAMの店長ブログ。
現地の生活や食事もご紹介します。
MAYRAMの店長ブログ。
-
2013.08.06 Tuesday
-
キルギスで肌断食
-
ラマゾンも間も無く終わろうとしてますが、お肌の断食?について。
あれ、いつだっけ。多分、大学生の時です。私、寒さにめっぽう弱いのにマイナス20度の脳みそまで凍りそうな真冬にキルギスに行ってて、そこでハッとしました。
あ、化粧水無くなる。乳液は日本に忘れた。ハンドクリームも持ってこなかった。。ガーン(o_o)
当時ハタチを越えてから突如出始めた謎のニキビと肌荒れに悩まされていて、決まったナチュラルな化粧品意外は使えない恐怖感がありました。
現地で買いたくない。どうしよう。
日本で甘やかされていた私の肌はキルギスの極乾燥の寒風にさらされ、今までにない悲鳴を上げていました。
仲良くなったキルギス人のお姉さんがフランス製の高そうな薬用化粧品くれたりして。ありがとう、お姉さん。
そして。
数年後、結婚してキルギスに住むことになった訳ですが、いつかの教訓を活かして私は基礎化粧品をあれこれ持ってきてました。
ところが、現地人の肌を見ると乾燥によるシワこそあれど、トラブルがある人はかなり少ないと気が付きました。
お義母さんの肌は、洗顔後何もつけてないのにピーンっと張っていつもツヤツヤ。
うーむ。これは、なにか私が間違っているかも。
私は肌断食を始めました。
洗顔は石鹸と水だけ、その後は何もつけない。
始めだけかなりツッパリました。でも暫くすると肌から油分が出てきて、自分は極度の乾燥肌だと思っていたのが甘やかしていた結果の勘違いだと気が付きました。
それから、時々荒れていた肌のトラブルは何も無くなり、キルギスから帰国した時は色んな人になんでそんなツルツルになったの?と聞かれてとても嬉しかったです。
思い返せば、ハタチの頃肌荒れが始まったのは、化粧品を使い始めた頃です。私は多分敏感肌なので、何もしないのが一番良かったんだと思います。
今でも洗顔後何もしません。
それが一番調子がいい!
私の知ってるウズベク女子たちは目の周りのメイクはガンガンにするけど、肌はあまり何もしない。
それでいいと思います!
因みに、夏は日焼け止めだけはした方がいいと思います。中央アジアの日光は大変強く、
またウズベクの一戸建ては中庭形式なので、食事、庭の掃除、洗濯、殆どいつも外にいることになるので、日光対策だけは必要です!
それをしないので、ウズベク人の年配の人達は服からいつも出ている首回りが深いシワになっていて、服で覆われている部分は綺麗な肌なのです。
Tweet
にほんブログ村
-
2013.07.28 Sunday
-
キルギスで証明写真を依頼すると・・
-
来月キルギス・ウズベキスタンへ行ってきます。
現在買い付け希望受け付けてます♪
個別にメールくださいね!
mayram.kavsar@gmail.com
☆--☆--☆--☆--☆--☆--☆--☆--☆--☆--☆--☆--☆--☆
キルギスから帰国する時に一回限りの帰国用パスポートっていうのを作ったのですが、家で撮った写真を使えそうだというので腰の座らない息子を寝っ転がらせて手をズボンの中にしまって無理やり撮りました。
それがこれ。背景酷い。笑
それを写真屋さんに持って行ってパスポート用の大きさに現像してもらうと、なんと、勝手に加工をしてしまいます。
頭・・・つるんつるん・・・
日本だったらこんな加工許されないのでは・・・?
ま、私が用意した写真の背景もありえないと思うけど・・笑
しかもキルギスで生まれた日本国籍を保有する人がこの一回限り有効のパスポートを持って帰国するということは超珍しいらしく(そりゃそーだよね)、ビシュケクのマナス空港で
「なんだこのぺらぺらのパスポート?こんなの使えないよ、ダメダメ〜」と言われてしばらく動けませんでした。こ、こいつー!よく知らないものは面倒臭いから調べないでダメっていうつもりだなー!!
あまりにも埒があかないので、(キルギスでは)夫の前で一歩下がっている癖がついていた私ですが
イライライライラ・・・・・
イライライライラ・・・・
イライライライラ・・・・プチッ
思いっきり出しゃばって「これで行けるはずだ!!!分からないんだったら早く上の人に早く聞いてください。日本大使館に電話しましょうか!?」
と恥ずかしい大騒ぎを繰り広げてなんとか通れました。
はぁ。疲れる。
こういうところでエネルギーを使わなくてはならないのは中央アジア特有。
個人個人は優しくてホスピタリティがあって良い人が本当に多いんだけど、お仕事となると急にサービス精神ゼロ。誠意を持って仕事しない人が多すぎます。
社会主義の名残なんでしょう。
あの国にサービスが溢れたらっていうのもなんか想像できないけど(笑)
Tweet
にほんブログ村
-
2013.06.24 Monday
-
恐ろしい歯医者
-
一緒に来日して間もないある日、主人が歯が痛いと言うので見てみると、一見して分かるほどの虫歯が。
ウソ…これ今までも痛かったはず。なんでキルギスで治療しなかったの?と聞くと、歯医者が怖いから。。
私は歯医者で寝るほど痛みに強いので、敏感な人の気持ちがなかなか分からないのですが、ま、歯医者が怖い人は山ほどいるしねってことで来日早々即歯医者に行ってもらいました。
そして、治療を終えた主人の顔、今でも忘れません。
ぜんっぜん痛くなかった!!日本凄いなぁ。
よく意味が分からないのでキルギスでどうだったのか聞くと、悪い歯はとりあえず全部麻酔もろくにせずに引っこ抜かれるとのこと。
背筋がゾゾっとしました。
あ、この話はオシュのうちのマハラの地元の歯医者の話であって、キルギス全体ではもっと進歩しているもちろん歯医者はいると思います。
でも、ここで謎が解けました。
地元のパリクリニカと呼ばれる総合クリニックでは、歯医者の部屋もあって、
私がいたとき子どもが大騒ぎして部屋から逃げ出し親に引っ張られて部屋に入れられては脱走し、、を繰り返していたんです。
怖かったんだね〜。
私は将来キルギスに長く住むことを考えて、絶対虫歯を作らないように気をつけますっっ!
Tweet
にほんブログ村
-
2013.05.18 Saturday
-
キルギスのワイルド予防接種
-
今日、風疹・麻疹混合ワクチンを息子にさせてきました。
また泣くかな〜と思ってがっしり掴んで抱いていたのですが、
チクッとあっさり終わったらしく、全く泣かず、というよりそもそも刺されたことに気づかなかったのか!?という感じでした。
キルギスでの予防接種を思い出すと結構ワイルドだったと思います。
生後3日目、まだ私の中から一人の人間が生まれてきた感動の余韻に浸っているというのに、スタスタスタと看護師さんがやって来て生まれたてホヤホヤの息子にポリオのワクチンをクイっと2滴飲ませ、お尻にブスッとBCGとB型肝炎を打って行きました。
おっと・・・今なんかすっごい早ワザだった・・・
帝王切開していて私はまだ普通に歩けなかったので必死に看護師を呼び止めて今の注射がなんだったのか、ロットは?と母子手帳にある項目を根掘り葉掘り聞いてメモしました。
産地まで聞こうと思ってたわけじゃないけどBCGはカナダ産、ポリオはベルギー産と言われてなんか予想外だったというか、薬はロシアとドイツくらいかと思っていたので、色々な国から来ていることに驚きました。そしてキルギスでも良さそうな薬が用意されているということになんだか安心しました。
そしてBCGってあの烙印みたいな注射じゃないのね・・
それから、生後1ヶ月になると、うちのマハラ(町内)の中にあるボロいパリクリニカ(総合クリニック)に行って、検診がありました。
赤ちゃん大好きウズベク人、近所のパリクリニカに行くだけなのに赤ちゃんに新品の真っ白の服を着せなさいとお義母さんに言われ、一張羅の息子。
この時は私は産後40日内で人目に触れてはいけない絶賛軟禁期間中(笑)だったので、私にとってもパリクリニカに出かけるというのはとってもウレシー!!ことでした。
ところが、パリクリニカに行ったら、修繕中ということで半分取り壊されていて、たまたま通ったおじさんが「あー、代わりに隣の家を借りて診療してるよ」と言うのです。え、そんなことある?半信半疑でその隣の普通の民家に入っていくと顔見知りの女医さんが「あらあら生んだのね〜」と迎えてくれました。
この国不思議すぎる!!笑
検診はやってくれましたが予防注射は病院のリニューアルが終わってからに来て〜と言われました。
そして翌月すっかり綺麗になったパリクリニカに行くと、息子は太ももに結構大きいのをブスッと注射されました。火が付いたようにギャン泣き。予防接種の中身は何かというと、三種混合ワクチンに更にポリオ2回目とB型肝炎2回目を全てひとつにしたものでした。
日本だったらまとめないものも海外って一回でやっちゃうみたいですね。
ここまで無事でスクスク育ってくれてなにより。
Tweet
にほんブログ村
-
全 [1] ページ中 [1] ページを表示しています。