<< 第2回ウズベク料理教室のチラシ | main | 日本のヨメに学ぶ >>

スポンサーサイト

0

    一定期間更新がないため広告を表示しています

    posted by: スポンサードリンク | - | | - | - |

    「あげる」と「くれる」

    0
      長男は日本語をもうかなりペラペラと話しているのですが、
      「あげる」と「くれる」の使い方がまだごっちゃになっているみたいです。

      私が「それ取ってくれる?」と聞いたら「うん、取ってくれるよ!」という返事。取ってあげるよ、という風に「くれる」⇒「あげる」に変えることが理解できてない様子。

      これって、日本に来たばかりの頃の主人と同じなんです。。。

      ウズベク語には「あげる」と「くれる」の区別がなく、一つの単語bermoqしかありません。

      日本語にはその他にも「頂戴」という言葉もあるのに、ウズ語はぜんぶbermoq。

      それでウズベク語話者は日本語の「あげる」と「くれる」に一度は戸惑うようです。

      「猫にごはんくれて」←「猫に餌あげて」と言いたかった。くれてやれ、みたいで可笑しい・・・

      「赤ちゃん泣いてるよ、おっぱい頂戴」←「赤ちゃん泣いてるよ、おっぱいあげて」と言いたかった。0.1秒何言いたいのか分からず固まりました。


      って、今書いてて思いましたけど、例えば「俺にリンゴくれて」はありませんが、「俺にリンゴくれ」はおかしくないですねぇ。日本語ってむずかし!


      一方、ウズベク語では「(私に)リンゴを頂戴」の時も「(この子に)リンゴをあげて」の時もどちらも"Olma ber"となって、対象が省略されていた場合文脈で判断するしかない訳です。

      ウズベク語の優れているのは、人称によって動詞の語尾が変化することなのに、↑の場合隠れた主語はどちらも「あんたが」であって、同じだからその利点も活かされず。。

      (因みに人を介する命令形はbersinとなって区別されます。例えば「彼が薬をのむようにしてね」はdori ichsin)


      人称によって動詞の語尾が変化するメリットはとても大きくて、
      主語を言わなくても、誰の動作かすぐ分かります。

      yedim (私が)食べた
      yedi(彼/彼女が)食べた
      yeding(君が)食べた
      yediz(あなたが)食べた (yedingizと言う人もいる)

      そのほか複数系もそれぞれあります。

      日本語にはこれが全然ないので誰の動作であっても「食べた」。
      それこそ文脈で判断するしかなくて、日本人であっても、「食べたって、誰が?」と主語を聞いてしまうことだってありますよね〜。


      ウズベク語と日本語は文法が似ていると言われていて、実際日本人にとってかなり習得しやすい言語であるのは間違いないと思いますが、やはり違いはけっこうあるよねーという話。




      にほんブログ村 海外生活ブログ 中央アジア情報へにほんブログ村
      posted by: MAYRAM | ウズベク語 | 23:54 | comments(6) | - |

      スポンサーサイト

      0
        posted by: スポンサードリンク | - | 23:54 | - | - |
        コメント
         
        2014/05/07 3:00 AM
        Posted by: harumski
        他の言語にない概念って覚えるの難しいですよね。

        「くれる」「あげる」は言葉の方向性があって、「くれる」は基本、自分にだけ(複数形の場合もありますが)行為が向くもの、「あげる」は他人に向くものに使いますよね。基本と書いたのは、自分の身内と判断したもの(家族とかペットとか)だと自分以外でも「くれる」を使います。「近所のおばさんがうちの息子におもちゃをくれた」とか。

        あと、今は多分オーケーになってしまってるけど、「あげる」と「やる」がありますよね。。。昔は「猫に餌をあげない」で「やる」んだったんです。目下のものには「やる」で「あげる」じゃ変だったはずです。。。

        「オレにリンゴをくれて」って言わないですよね〜?こういう場合「ちょうだい」「ください」「くれ」ですねえ。。。

        あとよく「もらう」も混乱するみたいですね。。。「それ、あれ、これ」とかも。。。懐かしいなあ。。。

        実は昔昔ちょっとだけ日本語を教えていたので(もうすっかり忘れてしまいましたが)、懐かしくなりました。

        ウズベク語は日本語と文法が似てるのですね。。でも発音が難しそうな気がするのですが。。。ロシア語とは違うのかな?
        ↓お料理教室第2段!ただでさえ忙しいでしょうにすごい!美男美女!!!
        2014/05/07 3:20 AM
        Posted by: tapi
        すすす・・・すごい。
        ほんと、ウズベク語とトルコ語って似てるんんだね。
        食べた とか、ほぼ一緒だし!
        いやー、次回マイラムちゃんと会ったときの会話が楽しみだ♪
        2014/05/07 8:03 PM
        Posted by: MAYRAM
        harumskiさま

        えー!日本語教師されていたことがあるのですね!何語の話者かによってつまづくポイントも違いそうですし、発音の難しさも違いますよね。

        たしかに、身内にも「くれる」をつかいますね、方向性といわれるとわかり易いですね!
        ペットの話、そうそう、そういえば母に猫には「やる」でしょといつも言われていたのを思い出しました。なんか家族みたいなつもりで「あげる」って言ってしまうのですが、本当は「やる」ですよね!

        それから、中央アジアの人たちにとって主語の「が」と「は」の使い分けが難しいらしいです。「あなたは綺麗ですね」が「あなたが綺麗ですね」みたいになったり、でも私それがうまく説明できなくて。

        ウズ語の発音は文字見るとなかなか想像しづらいのですが、ウズベク人の中に入ってしまうと意外と慣れちゃうような?ロシア語とは全然系統も違うんです。ただロシア語の借用語はかなりあるんですけどね!

        お料理教室、楽しいです〜〜!!美男美女だなんて・・・なんか2人目産んで急にそばかすだらけになっちゃいました( ̄▽ ̄;)!!
        2014/05/07 8:04 PM
        Posted by: MAYRAM
        tapiさん

        でしょでしょー!?トルコ語の字面みるとけっこう分かることがあるよ!
        たぴさんも上達しただろうなぁ。たぴさんの一時帰国ってまだなのかな。
        2014/05/12 9:47 PM
        Posted by: harumski
        「は」と「が」は話すと長いのですが、「は」は「主題=トピック」で「が」が「主語」なんですね。
        「あなたは綺麗ですね」と「あなたが綺麗ですね」に関してだけいうと、「あなたは綺麗です」は「あなたについて話していますよ」ということです。。。だから「あなたは(主題)手が(主語)綺麗ですね」という一つの分に「は」と「が」が入る文章が成り立つんです。。。「あなたが〜」というときは、AさんでもBさんでもCさんでもなくて、「あなたが」ということ強調するような意味合いになります。ってことで基本はいいんじゃないかな。。。?他に「が」は新しい情報のとき『あ、飛行機が来た!」とか「「願望(〜がほしい)」とか、ありますねえ。。。でも基礎では先に書いた「〜は〜が文」をよく練習させたような記憶があります。。「象は鼻がながい」などや「Aさんは髪がきれい」とかやると分かりやすかったように思います。。。まあ私は日本語教師挫折したのですけど。。
        2014/05/13 12:28 AM
        Posted by: MAYRAM
        harumskiさま

        ぬあぁーるほど!!トピックと考えればわかり易いですね!!!
        自分自身は「は」と「が」を自然に使い分けているものの、深く考えたことがなかったので間違えてる日本語学習者にうまく説明できなかったんです。いま突然「この述語に対する主語を探せ」というような小学校低学年の問題がふわーっと蘇ってきました。日本語を人に教えるというのはとても難しいことですね。。。