MAYRAMのシルクロードライフ
中央アジア、キルギス共和国のウズベク人と結婚して幼い3人の息子がいます。キルギスに住んだり、日本に住んだり。
現地の生活や食事もご紹介します。
MAYRAMの店長ブログ。
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2013.04.30 Tuesday
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ウズベク人の小麦粉と、日本人の米
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日本でしばらく生活をしてからキルギスへ家族で帰った時、主人が日本人はほんのチョットの米も捨てない、茶碗に一粒ついた米も残さず食べないと怒る(←私が)、米を研いでいる時に一粒二粒落ちても怒る(←私が)と、興奮した様子でお義母さんに話しているのを見て、へ〜そんな所で文化の違い感じてたんだ〜と思いました。
私は自分の母と同じように炊飯器に若干残った米をいつもラップで巻いて冷凍庫にいれといて、ひとりランチの時とかに使ってるのでそれを言ってたんだと思います。
そして、それを聞いてたお義母さん、意外にも心に響いたようで、なるほどね、日本人は米が主食の民族だから米を大事にするのね、ウンウン。私たちの小麦粉と同じだわね。と。
私が見てる限り、オシュやシャウラ(柔らかいオシュみたいな米料理)に使う米を研ぐ時、けっこう大雑把で、米粒が落ちても気にしていない感じがします。あ、また落ちた!またまた落ちてますよ!!
一方、サムサやマンティの生地を作る時に出た打ち粉の余りさえ絶対に捨てないのです。ノンを作るためにとっておいたり、次の小麦粉料理ために残しておきます。
更にはノンを手で割った後のパンクズ、これも捨てません。ちょうど、日本人が米を捨てたら罪悪感に駆られるようなそんな感情で家畜が食べるもののの容れ物に入れるようです。
まだウズベク人の小麦粉に対する気持ちを知る前に、一度、私はクッキーを焼こうとして真っ黒に焦がしてしまったことがありました。しまった〜と思ったのですが、食べられそうになかったので、心でゴメンねーと言いながら密かにポイしました。
すると目が後ろにもあるお義父さんがフラーとやって来て、いま捨てたクッキーを拾って囓った!
やばばばば。即バレた上に焦げたクッキー拾って味見してる。。あーどうしよ〜
あとからお義母さんに、あんた達日本人が米を一粒でも捨てないみたいに、私たちは小麦粉を大事にするのよと怒られて、よーく分かりました。恥ずかしい!
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